プログラミング言語 2021 8 21
「温故知新」
昔は、事務処理は、COBOL、
科学技術は、FORTRANと言われていました。
今、最新の言語は、Pythonですが、
大規模システムには、Javaが適していると思います。
実は、今でもCOBOLは使われています。
金融機関の勘定系のシステムでは、COBOLは現役です。
普通の人は、こう思うでしょう。
「そんな古い言語よりも、新しい言語で開発すべきだ」
確かに、最近の若者は、新しい言語が好きですから、
まるで古語のようなCOBOLを学びたくないでしょう。
そういうわけで、COBOL技術者が減少しています。
普通の人が普通に判断すると、
やはり、最新の言語に変えるべきだと思うでしょう。
しかし、プログラミング好きの私は、
そうは思わないのです。
「枯れた技術が好きです」
ここでいう「枯れた」とは、
問題点が出尽くして、安定している状態です。
正に、COBOLは、そういう状態です。
私は、最近、AIコンピューティングは満足しましたので、
量子コンピューティングを勉強していますが、
それでも、COBOLは素晴らしいと思っています。
最新のものを追い求めると、
枯れたシステムが恋しくなります。